同性との不倫も「不貞行為」 妻の相手に賠償命令
妻と不倫した女性に夫が損害賠償を請求できるかどうかが争われた訴訟で、東京地裁(内藤寿彦裁判官)が先月、同性同士の性的行為も「不貞行為に当たる」として女性に賠償を命じる判決を言い渡したことが16日、分かった。これまでは、婚姻関係にある男女の一方が同性と不倫をしても、法律上の不貞行為には該当しないとの見解が法律家の間で有力だった。原告代理人によると、同性同士の不倫を不貞行為と認めた司法判断は珍しい。
THE SANKEI NEWS 2021/3/16
この判決を見ると、司法判断がLGBTに関する社会的課題を少し改善してくれたような気がします。
ただ、ソジ(SOGIE)ハラは多くの会社で起きていると思います。ソジハラとは性的指向・性自認に関するハラスメントことです。昨年6月より職場のパワハラ防止が義務付けられ、パワハラだけでなくソジハラの防止措置を講じなければならなくなっています。多くの会社で、まずは60代70代の役員クラスからハラスメント研修を実施したほうがよいと日々仕事をしていて感じます。
