脱・日本型雇用へ号砲
毎朝定時に出勤し、上司や同僚と時間・空間を共有して働く。不変と信じた働き方を新型コロナウイルスは壊した。今やワーク・フロム・ホームは世界の潮流だ。特に日本ではパンデミックが図らずも日本型雇用を突き崩す原動力となっている。
日本型雇用の下、社員は定年までの安定雇用と引き換えに、残業や配置転換、転勤をいとわず、会社の意のままに働いてきた。経済成長期には人員を成長部門に効率的に割り振るのに有効なシステムだった。前提は消えたのに日本型雇用の仕組みだけは残っていた。
日本型雇用に代わる雇用システム構築へ残された時間は意外と少ない。
2020.12.16日経新聞
働き方改革は進んでいます。テレワーク、ジョブ型雇用への転換は急務です。つまずきますが、進めるしかありません。